需要予測達成8空港のみ=国内旅客、9割は下回る−国交省(時事通信)

 国土交通省は9日、全国の空港の新設時や滑走路延長時などに試算された国内航空旅客の需要予測と、2008年度の利用者実績の一覧を公表した。両者の比較データがある72空港中、実績が予測を上回ったのは羽田や名古屋など8空港にとどまった。約9割に当たる64空港では予測を下回る結果が出た。
 国や地方自治体などが行う需要予測は空港整備の根拠として位置付けられる。公表された資料は需要予測の想定年度が空港によってまちまちで、単純比較はできないものの、ほぼ半数の空港では実績が予測の半分にも届いておらず、過大な見積もりが全国の空港乱立につながったという批判が強まりそうだ。
 羽田、名古屋以外で、需要予測を上回る実績を達成したのは、旭川(北海道)、庄内(山形)、岡山、長崎、熊本、那覇の各空港。
 予測を下回った64空港のうち、離島を除き最も達成率が低かったのは紋別(北海道)の12.9%。05年度に37万1000人になるとした予測に対し、08年度実績は4万8000人だった。次いで低い石見(島根)は13.5%にとどまった。 

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